2019/11/12
京都伏見区久我にある、久我神社に来ました。
前回も訪れましたが、少し気になることがあってまた来ました。
久我神社(こがじんじゃ) 京都伏見
境内の片隅に、唐臼が二つあります。
唐臼は木槌で穀物の殻を剥くためや、餅つきをする時に使うくぼみがある石です。
石臼という言い方が一般的です。
久我神社にある唐臼は、中国由来の古いものです。
この臼にはたたりがあると言われています。
昔、家に苦労して持ち帰った人がの庭に飾りました。
庭の樹木にも程よく調和して、水で手洗いすると綺麗な輝きがあったそうです。
ところが使用してから、今まで病気しなかった家族が次々と倒れだし、
不幸が連続しました。
これは神のたたりだ!と主人は怖くなって、石を綺麗にして元の場所に運んで戻しました。
その後、しばらく石は行方不明となりますが、
明治三十九年に神社西方の溝から見つけ出されました。
こちらがその唐臼です。
境内に記念牌を建てて永久保存されることになりました。
神社仏閣は、詳しい話が分かると楽しいですね。 これからも勉強したいと思います。