石と向き合う

一年の中で4月は比較的植木屋さんの時間に余裕があるひと時です。

そんな中でこの4月に3件の石を触れる仕事をさせて頂きました。

 

 

先代の時分は積石をしたり据え付けたり、世間ではある種のブームだったそうです。

今は石を使う工事自体が減っていますが石の持つ魅力は変わっていないと思います。

 

 

石のそれぞれの大きさから、質感、形、気勢を眺めていると自然の造形美にとても

癒されている自分がいるように思います。

 

重量があって扱いづらくどれもこれも世界に一つしかない形をしていてそれもまた

とても面白く思える。

 

川や山そして海からも、様々な産出した場所から様々な様相を呈しているまた

表している自然美の一つであると思います。

 

その石たちを人の住んでいる空間に据え付けることによって自然の美しいな景観を

織りなすことができることは素晴らしい。

晴れの日も、曇りの日も、雨の日も、それぞれに樹々や草々とともに魅せてくれている。

自分自身とも向き合えるような気がします。

 

(https://www.kyoto-yoshimurazoen.co.jp)

京都 ㈱吉村造園