2019/11/18
京都南区久世にある、倉掛神社に来ました。
寛文五年(1665年)に創建され、
この地で生まれた神(産土神うぶすながみ)が住んでいます。
平成30年の台風被害で樹木が少なくなりましたが、
昔から境内には高い樹木が生い茂り杜をおおっていました。
周りは開発が進んでいきましたが、
本殿と周りの建物の調和も良く、全体として優れた景観を保っています。
このことから、京都市指定文化財環境保全地区に指定されました。
各部の装飾は京都市内の他の春日造りに比べても豪華です。
保存状態も良く、建築年代が棟札で確認でき質の高い社殿です。
正月には門松も置かれるそうです。
昔は井戸水が豊富で、お祭りも盛んでした。
事務所の皇帝ダリヤも綺麗に咲いています。
花や樹木はとても癒されますね。