2021/08/18
地震や津波などの天変地異、そして疫病退散など古来より日本人は祭事を行って
何度も恐怖に対して戦ってきた歴史があります。
邪を打ち払う気持ちで行なわれたのでしょう。
京都の祇園祭も869年(貞観11年)に京都をはじめ全国に疫病が流行し、牛頭天王の祟りがあるとされたのが起源となるのだそうです。
静粛なる気持ちで神社参拝として、とある台風が迫っていた日、伊勢神宮に参拝へ行って参りました。
先ずは豊受大神宮から参拝に行きました。雨もさることながら横殴りの風がすごく吹いて車も持ち上げられるのでは?という
なかでしたが到着すると、思ったよりも参拝客がおられました。
不思議なもので境内を歩くと風がかなり静まっています。多少の風は吹いていましたがかえって真夏の蒸し暑さを涼しく感じさせて
くれました。
豊受大御神の「
写真ではわかりにくいですが樹々は大きく揺れていました。
そして宇治橋から内宮に参拝です。
途中通路は神様が往来されているそうなのであまり真ん中は歩いてはいけないそうです。
五十鈴川に少し手を付けて見ずの流れを感じます。
五十鈴川の上流のほうまで崩れ石積がされています。
そして正宮の天照大御神がお祀りされております。御鎮座されて約2,000年ほどたつそうです。
石階段も立派ですね。
正宮の側面の石積です
とても立派に石積がされています。
職業柄なので仕方ないでしょうが石積に目を奪われていました(笑)
まさに嵐の中の参拝となりましたが、外宮でも内宮でも中は風も穏やかでかえって雨の雫がや川の流れ、
そして水に濡れた石が美しく映えてました。
何だか色々と元気を貰えた感じになりました。
(https://www.kyoto-yoshimurazoen.co.jp)京都 ㈱吉村造園